今アルファポリスで公開している贖罪のセツナですが、
最初に考えていた話は、主人公がもう異世界に来てしまっていて、
何年か経っているというものでした。
当初考えていたものは今の話とまるで別物で、
異世界人というのは強い魔力を持っていて、
定期的にこちらの世界に渡ってくるのですが、
主人公は強い魔力を持っているが故に、魔法によって操り人形にされてしまって、
そのまま使用者の言うままに、暗殺者として働いていたために
莫大なカルマを背負ってしまい、
死後、地獄神から操られていたのに地獄に行くのは可哀想だから、
生き返って善行を積みなさいと言われて、善行を積む旅に出るという話でした。
しかし、これを小説としてすると、
設定が分かりにくい上に、ややこしいし、説明しずらいので、あえなくボツに。
そしてどうせやるなら異世界に来て数年経っているよりも、
来たばかりの方が状況として説明しやすいのでは? と思い今の形になりました。
といってもまぁ…暗殺者だったということにすると、
主人公が暗いキャラクターになりそうなので、それもボツに。
強い魔力を持っていたのに、
魔法で操られたというのも何だかおかしいので、これもボツに。
どうせやるなら被害者だったという側面を強調させた方が良いので、
酷い過去を持っているということにしたのですけど、
それだとまた暗いキャラになりそうなので、
そこの部分の記憶は無いということにしました。
そのため暗い過去を持っているわりには、
セツナは明るいキャラクターになりました。
ちなみにセツナという名前ですが、
これは最初は男にするか女にするか決まって居なかったので、
男でも女でもある名前の方の方が、
後で変更しなくて済むかなと思って付けました。
まぁテキトーですね(^_^;)