しくじり日本神話

私は神話が好きです。

ある日人類の歴史について興味を持ち、

最古の歴史といったら神話だよなと思い、

神話について調べた結果、こう思いました。

「何だこのクズ集団は」と（笑）

神様って悪い意味でも良い意味でも人間臭く、

いっぱい失敗やミスをしています。

例えばスサノオはヤマタノオロチを倒した英雄として有名ですが、

倒す前はとても英雄とは思えない行動をしています。

ある日スサノオのお父さんであるイザナギが、

スサノオに海原を治めるように言いました。

他の兄弟はみんなちゃんと言われたとおり国を治めているのに、

スサノオは母親を恋しがって泣くばかりで何もしません。

それに怒ったイザナギはスサノオを追い出します。

そして居場所を失ったスサノオは、

お姉ちゃんであるアマテラスの元に身を寄せます。

そこで調子に乗ったスサノオは、

乱暴で自己中な振る舞いをするようになり、

スサノオを恐れたアマテラスは引きこもり、

他の神々が考えた作戦で何とか外に出てきたものの、

この事がきっかけでスサノオは高天原から追い出されます。

その後でたまたま寄った村でヤマタノオロチと出会うことになり、

ヤマタノオロチを倒して英雄となりました。

ここまでの話を聞いていると、

スサノオは多分日本神話の中で一番しくじっている神様のような気がします。

しかもマザコン疑惑もあります(^_^;)

でもお父さんやお姉ちゃんの所に居た時は、

スサノオは自立していなかったんですね。

だから最初はクズみたいな感じの性格だったのかもしれません。

でもこのままじゃダメだと思い改心したのかもしれません。

こんな風に神様でも失敗したり間違いをしてしまうことを考えると、

私達人間のしくじりなんて大したことないかもしれません。