私の家は仏教なので、
小さい頃から当たり前のように、生まれ変わりや前世を信じてました。
今回は前世療法を受けた時のことを話そうと思います。
知らない方に説明すると前世療法というのは、
催眠療法の一種で、前世に起こったことなど疑似的に体験できます。
そんな前世療法のことを、
私はブライアン・L・ワイス博士の本を読んで知りました。
読めば読む程興味深かったので、
実際に前世療法を受けてみようと思い、実際に受けてみました。
そしたら今の人生に深い影響を与えている前世は、
何回も受けないと出てこないと言われたんですが、
金銭的な面で高かったため、結局二回で終わりました。
私は二回の施術で二つの人生を思い出しました。
これを今日は話そうと思います。
一つ目の人生は黒人の男性でした。
彼は画家だったんですが、まだ黒人差別が激しかった時代なので、
絵は全く売れません。
しかし私の絵を理解してくれる白人の男性と出会い。
描いてる人が黒人だと隠して絵を売ることにしました。
実を言うとその白人の男性は今の人生では私の姉になっています。
ちなみに姉は人形が好きなんですが、前世でも人形が好きでした(笑)。
しかし当時の私は白人にはものすごく差別を受けていたので、
彼のことが信じることが出来ず、絶対に裏切られると思っていました。
まぁ実際にはそんなことはなく、彼は完全に私の味方だったんですが、
ある日絵を描いているのが黒人だと顧客の一人にばれてしまいました。
顧客は騙されたとぶち切れて、部下に命じて私を殺しました。
これが一つ目の人生ですね。
なんとまぁ悲惨な人生ですが、
当時の黒人はみんな私のように差別を受けていました。
この人生で私は差別することがいかに愚かか学びました。
もう一つの人生は女性でした。
場所は詳しいことは分からないんですが、多分ローマだと思います。
詳しく思い出せなかったんですが、
多分ギリシャに私は元々住んでいました。
しかし自分の意思とは関係無く、別の国につれてこられました。
昔は戦で勝った戦利品の中に女の人も多く含まれてました。
それを得て何をするかは言わなくても分かりますよね。
それまで高い身分に居たのに、
いきなり奴隷の身分に落ちたわけですから、
それは耐えられることではありませんでした。
でも自殺してはいけないと思っていましたから、
毎日が生き地獄のようでした。
そんなある日私のことを好きだと言ってくれる男性と出会いました。
しかし私はその男性のことが嫌いで、
あまりにもしつこいのである日ぶち切れて、彼をこっぴどく振ります。
彼は意気消沈し、私の元を去っていきました。
多分その彼は私の父だと思います。
彼が去った後、私は言い過ぎたかなと気にするんですが、
もう全ては遅かったです。
その後は誰かに言い寄られることもなく、
最後は結局自殺したと思います。
この人生で私はいかに普通の日常が幸せか学びました。
こんな風に二つの人生を思い出したわけなんですが、
信じる信じないかは好きに決めてください。
まぁ私はこういうのは疑う前に面白がった方がいいと思っているんですが、
それにしても前世を思い出すと、
いかに今の時代のこの国が平和か分かります。
だって今黒人差別しようものなら批判されるのは確実ですよね。
女性を無理矢理てごめにしようものなら警察が黙ってません。
本当に日本は平和で良い国だと思います。
それにもう一つ気がついたことがあって、
それは立場は今とは違うけど、私の家族や身近に居る人って、
もう一度私と一緒に居ることを選んでくれていたんだなと思いました。
あなたの身近に居る人も、
もしかしたら前世からの付き合いかもしれません。
そう考えると面白いかもしれません。