今回の小説講座はストーリーです。
ストーリーを作る時あなたはどうやって決めていますか。
私は大筋だけ決めたら、後は書きながらストーリーを考えます。
基本的に決めることは特にありません。
書きながらストーリーを考え、間違っていたらそれを後で修正します。
だからストーリーを考える時に、
絶対にしないといけないことは特にありません。
でも物語の骨組みを作る時に決めないといけないことがあります。
それは。
誰が(主人公)
いつ(時間、時代)
どこで(場所)
何をするか(主人公の目的)
何と戦うか(敵)
始まり(物語の序盤)
終わり(物語のラスト)
これだけはちゃんと決めた方がいいです。
物語のラストは必ずしも決めなくていいですが、
ラストをちゃんと考えることにより伏線も張れますから、
ラストはちゃんと決めた方がいいです。
これを分かりやすく桃太郎で書くと。
誰が(主人公)桃太郎
いつ(時間、時代)多分数百年前
どこで(場所)多分岡山
何をするか(主人公の目的)鬼と戦う
何と戦うか(敵)鬼
始まり(物語の序盤)どんぶらこと桃が川から流れてくる。
終わり(物語のラスト)鬼を倒し財宝も手に入れてハッピーエンド。
どうですか、これだけ決めると物語として分かりやすいと思います。
物語の骨組みをちゃんと作っておいた方が、
後で書き直すこともないので、ちゃんと決めておきましょう。
いや本当に私はろくに骨組みも作らないまま、
書いては消し、書いては消しとしてきたので、
そういう手間をしないためにも、ストーリーはちゃんと考えましょう。