今更ですがペルソナ4のアニメ見ました。
すごく面白かったです。オススメです。
知らない方にペルソナ4の説明をすると、
ペルソナ4の原作はゲームで、ストーリーはある町で殺人事件が起こり、
主人公はテレビの中に入る能力を持っているんですが、
次に殺される人がどうもテレビの中に入れられているということが分かり、
テレビの中に入ってその人を救出していきます。
この作品の最大の特徴は、
テレビの中に入るとシャドウと呼ばれる影が実態を持って現れるということです。
それはその人が抑圧していた本音であり、認めたくない自分の姿です。
最初はそれを見た登場人物達は「お前なんて俺じゃない」と拒絶します。
するとシャドウは暴走し、襲いかかってくるのです。
しかしシャドウを受け入れると、戦う力であるペルソナを得ることが出来ます。
これってゲームの中の話だと思いますか?
でもね。実はシャドウというのは現実でも存在します。
素晴らしい作品やヒットするゲームというのは、
この世の真理を突いていることが多く、だからヒットするのです。
まぁもちろんシャドウの実際に姿が見えたり、
声が聞こえたりすることはありませんが、でも居るのです。
ただしシャドウにはある特性があり、基本的にヒマな時にしか現れません。
よくシャドウが現れやすいのは、不登校になった子供とか、
リストラされた会社員や、定年退職した人など、急にヒマになった人などです。
そういう人の耳元でシャドウはこうささやくのです。
「学校に行けないなんてクズのやることだ」
「働いてないなんて、自分はなんてダメな人間だろう」
「就職先が見つからない。自分は世間から必要のない人間なのだろうか」
こういう考えが頭の中に浮かぶのです。
これ経験したことが無い人は日頃忙しくしている可能性があります。
シャドウは基本的にヒマな時にしか現れませんからね。
私も不登校になっていた時はよくシャドウに苦しめられました。
だからゲームばかりやっていた記憶があります。
これはペルソナ4でも同じなんですが、シャドウは拒絶すると逆に暴走します。
その時に体に兆候が現れます。
何故かイライラしたり、悲しくもないのに涙が出たり、
震えたりといった感じで体にサインが表れます。
まぁ私達が乗っている台座の下にシャドウは居るので、
下の方でシャドウが暴れているわけですから、ぐらぐらするわけです。
じゃあどうしたらシャドウは消えるかと言うと、
これはペルソナ4でも同じなんですが、
シャドウをそのまま受け入れること。
今の自分をそのまま受け入れるのです。
これあなたが想像している以上に大変なことです。
私は受け入れるのに数年はかかりました。
でも受け入れることで以前の自分より強くなれたと思います。
よく漫画とかでもあるじゃないですか。
自分の闇の部分を受け入れることによって、パワーアップすることが。
小林正観さんも悩みを無くす方法は、
全てを受け入れることだと言いました。
これ最初に見た時はそんなことができるものかと思いましたが、
実はこれ本当に正しいなと今では思っています。
シャドウは本当に醜い自分自身ですが、
受け入れると世の中が変わって見えますよ。
拒絶すると暴走するので受け入れた方が意外に楽だったりします。
あなたの嫌な部分も含めて、
あなただということを忘れないでください。
そう思う私なのでした。