統合失調症だけど元気に、創作やってます

ブログ始めたばっかりです。統合失調症ですが元気に生きてます。

小説講座4 動かしやすいキャラを作る。

今回はキャラの作り方を教えようと思います。

といってもキャラを作るのって意外に難しいんですよ。

まぁ人間を一人作るわけですから、大変なのは当たり前ですね。

そのキャラが動きやすいキャラだったらいいんですが、

動きにくいキャラだと困るわけです。

どうして動きやすいキャラと動きにくいキャラが居るかというと、

動かしにくいキャラというのは、

作者の性格と正反対な性格であることが多いです。

例えばハードボイルドな探偵がいて、

自分が興味がある依頼しか引き受けないとします。

すると作者がこの依頼を引き受けて欲しいと思った時に、

依頼を引き受けてくれないんですよね。

これが動かしにくいキャラの典型的な例ですね。

ようはそのキャラのことをよく理解出来てないんです。

 

逆に動かしやすいキャラというのは行動原理がはっきりしてます。

だから動かしやすいんですね。

だから動きにくいキャラを動かしやすくするには、

動かしやすい設定を新たに足すといいでしょう。

さっき言った探偵の例だと、

女性には弱くて女性の依頼は必ず引き受けるとか、

身内を殺されていて、その犯人を追っているとか、

そんな感じの設定を足すと良いでしょう。

 

それと動かしにくいキャラを動かしやすくするにはもう一つ方法があって、

それは隣に動かしやすいキャラを作ることです。

さっきの探偵の例だと、その探偵には助手がいて、

涙もろくて勝手に依頼を受けちゃうとかそんな感じにするといいでしょう。

そうすると物語が進めやすくなるのです。

 

動かしやすいキャラの作り方ですが、

基本的に性格は自分に似せた方が良いです。

自分に似せると自分ならこうするだろうなと考えられるからです。

それと行動する動機もはっきりした方がいいです。

例えば妹が行方不明になっていて、その妹を探しているとか、

重度のお人好しで困っている人を見ると放っておけないとか、

そういう動機を考えた方がいいです。

大切なのはどうやったら物語が上手く進められるか考えること。

どうやったら動かしやすくなるか考え続けること。

明確な答えはないかもしれませんが、

考え続ければ必ず答えは見つかります。

そう思う私なのでした。