統合失調症だけど元気に、創作やってます

ブログ始めたばっかりです。統合失調症ですが元気に生きてます。

小説講座7 終わり悪ければすべて悪し

忘れた頃にやってくる小説講座です。

終わりよければすべてよしという言葉がありますよね。

今日はその逆、終わり悪ければすべて悪しの話しをします。

たとえばどんな人気作でも終わりが悪ければ、

例え途中がどんなに素晴らしくても、

終わりが悪ければ全てダメになってしまうんですね。

今日はその悪い例を紹介したいと思います。

 

①伏線や謎が未回収のまま終わる

物語において伏線は重要です。

それが回収されないまま終わると読者はモヤモヤしてしまいます。

あえて伏線を回収しないというテクニックもありますが、

これは高等テクニックなので真似しない方がいいです。

基本的に伏線はきちんと回収した方がいいです。

 

②ラストが夢オチ

色々あるラストでも最も嫌われているのが夢オチでしょう。

念のために知らない方に夢オチを説明すると、

夢オチとは物語の最後に登場人物が起きて、

「ああ、あれは夢だったんだ」と、

今までの話は夢だったという形で物語を終わらせる手法です。

夢オチが嫌われている理由は、全て夢だった。

つまり現実ではなかった。

物語も登場人物は全て夢というはかない代物で、

目覚めたら消えてしまいましたって感じになるからだと思います。

基本的に夢オチだけは絶対に止めた方がいいでしょう。

 

③物語の世界がゲームの世界

夢オチと同じく嫌われているのが、

物語の世界が実はゲームの世界だったというオチです。

それまで普通の物語だと思っていたのが、

実はその世界はゲームの世界で、

登場人物達は現実には存在しないというものです。

実はゲームの世界だったということになると、

それまで現実にいると思っていた登場人物も、

全て現実には存在しないので、だから嫌いな人が多いんだと思います。

物語の世界がゲームの世界であるなら、

最初からゲームの世界だと明らかにした方がいいかもしれません。

 

④ラストが投げやり

小説を書いてる時って上手くいかないことや、

情熱が冷めることがあります。

だからといって物語を投げやりにしてはいけません。

それまで読んでくれた読者のためにも、

投げやりになってはいけません。

せめて伏線だけでも回収しましょう。

 

以上が終わり悪ければすべて悪しでした。

参考になれば幸いです。

皆さんもラストを間違えないように気を付けてくださいね。