皆さんのお父さんは元気ですか?
私の父は私が中学の時に亡くなりました。
なので父の思い出というのはあまりありません。
記憶ってどんどん風化していくんですよね。
思い出って減ることはあっても増えることってないですからね。
でも死んだ時は悲しかったです。
その時になんて自分は不幸なんだと思いました。
担任に不登校専門学校に通ってみないかと誘われ、
そこに入学することになりました。
するとそこにいた生徒はほとんどが片親だったんですね。
親が離婚していたり、
私のようにいじめられて学校に通えなくなったり、
それを見てああ、大変なのは私だけじゃないんだと我に返りました。
その学校に通って得たことは今でも宝です。
ひょっとしたら死んだ父が巡り合わせてくれたかもしれません。
不幸でいる時は自分だけがそうと思ってしまいますが、
調べてみたら同じように大変な人は多く存在します。
父はそのことを伝えるために亡くなったのかもしれません。
今週のお題「お父さん」