統合失調症だけど元気に、創作やってます

ブログ始めたばっかりです。統合失調症ですが元気に生きてます。

小説講座8 小説が書けない理由

久しぶりの小説講座です。

今日は物語について書きます。

小説を書いているが途中で書けなくなった。

何となく先に進まない。

そういう経験したことはありますか?

私はしょっちゅうあります。

今日は小説が書けなくなる原因を教えます。

 

①物語を壮大にしてしまう。

書いてる小説が作者の手に負えないぐらいに壮大になってしまうことがあります。

あれもしたいこれもしたいと、

次から次へと物語が浮かんできて、

結果的に面倒くさくなって書くのを止めてしまうことがあります。

家で例えるなら散らかし過ぎると片づける気を無くすのと似ています。

この解決方法は一つ。

壮大にしすぎるのではなくて、自分の手に負えるサイズにすることです。

小説を書き始めたのなら、まずは短編小説から書いてみましょう。

最初に長編小説を書くのは難しいですからね。

まずは簡単なことから初めてみましょう。

 

②完璧なものを書こうとしてしまう。

小説を書き上げた時、

誤字脱字がないかチェックする作業をしないといけません。

その作業の最中にこれはダメだと思い削除してしまうということがあります。

完璧なものを書かないとダメだと、文章を何度もボツにしてしまうことがあります。

しかしそうしてボツにした文章は本当に悪いのでしょうか。

一度はボツにした文章でもしばらく経って読み直すと、

「あれ、これ良いじゃん」と思うことがあります。

だから私はボツにした文章は全て残しています。

完璧なのものを書かないといけないと思うことはありますが、

人間なんだからおかしな所があってもいいじゃないと今では思っています。

小説を書くにはある程度の妥協が必要です。

 

③リアリティを求め過ぎる

小説は作り話なので当然読んでて、無理がある描写があります。

現実にはこういうことは無いだろうと、

小説をボツにしてしまうことがあります。

しかしリアリティは本当に大事なのでしょうか。

テレビとかを見ると現実の方がリアリティないのではと思ってしまいます。

例を出すと藤井聡太さんとか羽生結弦選手とか、

あの方々の功績は凄すぎてもはや現実感がないです。

事実は小説よりも奇なりと言いますが本当にそうですね。

だから小説を書く時にはリアリティを気にしなくてもいいと思います。

 

④設定を作りすぎてしまう

小説を書くのに必要なのは設定ですが、

設定を作りすぎてもダメです。

というのも設定を考えるのに楽しくなりすぎて、

肝心の小説が書けていないということがよくあるからです。

私も設定だけ書いてそのままの作品があります。

なので私は最低限の設定だけ作ると、

後は書きながら設定を考えています。

その方が圧倒的に楽だからです。

あくまで設定は小説を書くのに必要なのであって、

本編が書けてないのに設定しか考えてないというのは本末転倒です。

設定はあくまで小説を書くためのものであることを理解しましょう。

 

⑤主人公に感情移入が出来ていない

小説を書く時には必ず主人公が必要です。

しかしその主人公に作者が感情移入出来ないと、

作品が書けなくなってしまうことが多いです。

例えばかっこいい主人公にするために、

クールな感じの主人公にするとします。

しかし作者本人はクールな性格ではないので、

今ひとつクールな主人公に感情移入が出来ません。

すると小説を書くのが楽しくなくなってしまいます。

で、作品が完成しなくなるわけです。

これを解決する方法は一つ。

主人公に感情移入出来るようにすればいいだけです。

どうすれば感情移入出来るかというと、

主人公を自分に似せればいいのです。

自分のことは自分が一番よく分かっています。

例えばシングルマザーの女性が居るとして、

主人公を自分と同じようなシングルマザーにすると、

シングルマザーの大変さとか、苦労さとかに共感でき、

感情移入出来るようになります。

自分に似せると、自分のことはよく分かっていますから、

主人公がどんな行動を取るのかすぐ予想も出来ますし、

感情移入も出来ます。

するとスラスラと小説が書けるようになるかもしれません。

 

さて小説を書けなくなる理由をまとめてみましたが、

ほぼ実体験が入ってます。

私も何度小説を途中で書いて止めたことか・・・。

なので小説が書きたくなくなる気持ちはよく分かります。

でもそれでも書くことを諦めずにいると、

いつか光が差すかもしれません。